こんにちは♪ワンオペママ矢野です。
赤ちゃんが生まれて生活がガラッと変わると、夫婦喧嘩が増えるってよく聞きますよね。
私は周りに産後夫婦仲が悪化し離婚した友人がいるので、妊娠中から過剰なほど産後の夫婦仲について心配をしていました。
心配性な私は妊娠中から夫と話し合いに話し合いを重ね、お互いに工夫し今のところ産後クライシスにならずにいられています。
交際期間中や結婚直後はかなり喧嘩もしてきたので、「お互いの性格が穏やかだから」とかそういった理由ではありません。
周りにも「産後そんな仲良くいられるのすごいね・・!」と言われるので、今回はそんな我が家のちょっとした工夫を記事にしてみたいと思います。
・今まさに産後クライシスで悩んでいる
・妊娠中だが、産後クライシスについて心配している
・産後夫に対してイライラすることが増えた
・育児において、夫のことを頼りなく感じる
当てはまる方は是非最後まで読んでみてください✨
産後クライシスを引き起こす要因
具体的な対処法を紹介する前に、簡単に産後クライシスを引き起こす要因をご紹介致します。
・産後の女性ホルモンの影響
・ガラッと変わる生活リズム
・毎日続く寝不足
・か弱い生き物の命を背負っているプレッシャー
・夫婦間の育児や家事の負担の差
・コミュニケーション不足
家庭によってもさまざまなので一概には言えませんが、一例として挙げておきます。
私個人の実体験としては、今までは夫婦二人だけの生活で最低限の家事をしていればよかったところに
「少し目を離しているだけで壊れてしまいそうなか弱い生き物が家にいる、しかもその生き物のお世話を自分が(ほぼ)一人でしないといけない」
という精神的なプレッシャーが退院直後からのしかかってきたことを強く覚えています。
私(妻側)がしている工夫
まず、妻である私が産後している工夫をご紹介致します。
・私の実家は遠方で頼れない
・夫は自営業で夜遅く休みも月に1~2度
・夫の両親も自営業で休みなしなので頼れない
・つまりほぼワンオペ
①お願いするときは具体的に伝える
赤ちゃんが家にいると、本当にやることがたくさんあるので何かお願いする時でも言葉を省いてしまいがちです。
しかし、夫と10年弱一緒にいて思うことがあります。
それは「男性の大半は想像以上に忘れっぽいし具体的に説明しないと伝わらない」ということ。
例えばお風呂に入れるとき。
普段のお願いの仕方
→お風呂終わったら呼ぶから着替えとかよろしく〜
工夫したお願いの仕方
→お風呂終わったら呼ぶから、タオル持って迎えにきて欲しい!んで体拭いて保湿してから着替えさせて!終わったら部屋にあるミルク飲ませてね!よろしく〜
本当は「色々よろしく!」で済ませたいのが本音です😂
しかし、お願いしたいことを具体的に伝えるだけで、その後の流れがスムーズになりお互いすのストレスが少なくなります。
②些細なことに対しても感謝を示す
そして次に、やってくれたことに対しては些細なことに対しても「ありがとう」と言うことを意識しています。
・食器を片付けてくれた
・ミルクを作ってくれた
・ゴミ捨てをしてくれた
・おむつ替えをしてくれた
などなど
本音を言えば子育てにおいては「あなたも父親なんだからやって当たり前でしょ」と思うことが大半です。
しかし
気持ちよく手伝いをしてもらう⇨手伝いが億劫にならない⇨前のめりで子育てしてくれるようになる
この好循環をイメージして、いつも「ありがとう」と伝えるようにしています。
現に、うちは娘が一歳1ヶ月になりましたが夫は最初の頃より積極的に子育てしているように見えます。
正直母親に比べると何もかも不慣れなので言いたいことも多々ありますが、頭ごなしにやり方を否定するのではなく
「ありがとう!次からはこうしてくれるともっと助かる〜!」
と伝えるように心がけています。
③ものの位置をわかりやすくして共有しておく
家事や育児において、夫にやって欲しくても自分でやった方が早い!と思って無理してでも自分でやってしまうことってありませんか?
・そもそも説明が面倒
・頼むより自分でやった方が早い
全くもって共感なのですが、一度覚えてさえ貰えばそれ以降は「これしてもらっていい?」の一言で自分の負担を減らすことができます。
そこで、お互いの負担を減らすのに有効なのが「ものの位置をわかりやすくして共有しておくこと」です。
わかりやすく、と言うのは具体的には用途別にすると良いです。
・お風呂セット
・おむつ替えセット
・お出かけセット
「お風呂上がりに保湿とお着替えよろしくね」と伝えるとします。
ここで必要なものは下記ですね。
・タオル
・保湿ローション
・オムツ
・肌着
・パジャマ
これらがバラバラのところにあるのと、一つのカゴの中にまとめてあるのだともちろん後者の方がわかりやすいですよね✨
指示をする私たち側からしても、「そこにお風呂セットあるからお風呂あがりよろしく〜」と言える方が負担が少ないです。
④美味しいものをたくさん食べる
これまではどちらかというと「夫婦のコミュニケーション」についてですが、ここからは自分の産後の疲れを労るためにしたいことをご紹介していきます。
まずは美味しいものをたくさん食べること。
忙しくて自炊ができない時もありますが、今は宅配のお弁当でも美味しいものがたくさんあります。
どうか無理せず自分の体を労り、しんどい時は宅配サービスに頼ってみてくださいね。
⑤寝かしつけアイテムを活用し母子ともに睡眠をとる
産後は赤ちゃんの様子が心配だったり夜泣きだったりで中々眠れないことも多いですよね。
寝不足は人格を変えてしまうほどしんどいものなので、無理せず眠れるときには眠ってください。
あまりに辛い場合は自分一人で頑張りすぎず、寝かしつけアイテムを駆使してみることをお勧めします。
我が家は夫は激務、実家は遠方、義実家も自営業で休みなし、のワンオペ育児なのでたくさん寝かしつけグッズは試してきた方だと思います。
実際に使ったアイテムの紹介をしていますので、夜泣きや寝かしつけに悩む方はこちらの記事を参考にしてみてください。
⑥粉ミルクをうまく活用する
母乳だと中々家族に任せることが難しいので、例えば家族が帰ってきてから夜の一回だけでも粉ミルクにしてみるのも一つです。
代わってもらってその間に自分が休めるというのもありますが、何より我が家の場合粉ミルクにしてから夜まとまった時間寝てくれるようになりかなり助けられました。
詳しくはこちらの記事で紹介しています✨
母乳にこだわりがある方もいるかと思うので、それぞれの家庭に合わせて取り入れてみてください✨
⑦他人と比べない
個人的にかなり重要だと思うのがSNSをしすぎないということ。
理由は他人と比較して落ち込んでしまうからです。
うまく活用できれば助かることも多いのですが、個人的には他の家庭と比べて落ち込むきっかけにもなると感じています。
私の場合Twitterで子育てアカウントを作って、最初は離乳食とか他の子の成長具合を知られて、「私だけじゃない!全国のままみんな頑張ってるんだ!」と励まされる思いでした。
ただ、家族がものすごく協力的な人、実家に頼れる人や金銭的に余裕がありそうな人、毎日支援センターに出かけてる人…
そんなキラキラしたお母さん達の投稿を見るのが辛い時期もあり、今では必要な情報収集以外ではTwitterはほとんどしていません。
SNSから離れると、人と比べて落ち込むことが格段に減り精神も安定しました。
「うちはうち」そう改めて思うことで、自分にも家族にも高すぎる理想を押し付けることがなくなります。
夫がしている工夫(聞いてみた)
ここからは、夫に聞いた心がけていることを少ないですがご紹介致します。
男性側はホルモンには影響ありませんが、子供が生まれ大黒柱としての責任感、そして仕事と子育ての両立など、男性も大きな変化を余儀なくされます。
個人的にはハッとさせられることもあったので、夫の言葉を私なりにまとめてみます。
①産後の妻は体も心も不安定だと覚悟しておく
出産に関する本や先生の話を聞いて、産後の女性の体や心が男性が想像する以上に不安定でボロボロだと覚悟していた。
多少きつい物言いがあっても最初は「あれだけ壮絶な経験(出産)をした後だから仕方がない」と思うようにしていた。
ちなみに妻には妊娠期間中に色々な本を渡されていたので、そのおかげである程度覚悟できたのかもしれない。
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②全て今しか味わえないことだと思って楽しむ
正直、子供が生まれてからは自分の時間は減るししんどいことも多いけれど、どれも赤ちゃん期の今しか味わえないことだと思って何でも楽しむように心がけてる。
・夜泣きで起こされる
・抱っこしないと泣いちゃう
・後追いと号泣のセット
どれも考えようによってはしんどいけど、あっという間に反抗期になって…と考えると
今パパやママを当たり前のように大好きで、抱っこして欲しいと泣く子供の姿がすごく貴重なものに感じられる。
楽しまないと損だと思ってなんでも楽しむようにしている。
産後はある程度仕方がないけど、少しの工夫で穏やかな日常になるかも
家庭によってベストな対処法は異なると思うので、今回あくまで一例として我が家でのちょっとした工夫をご紹介させて頂きました。
産後は自分と赤ちゃんのことで手いっぱいな日が続き「自分が我慢してでも相手を思いやる」なんて正直難しいですよね。
でも自分の心の平穏を保つためにも、少しだけ相手に寄り添ったり工夫することで穏やかな日常を送れるかもという気持ちで記事にしてみました。
もちろんホルモンバランスなどどうしようもない要素もありますが、少しのコミュニケーションでそれを捕捉できるかもしれません✨
少しでも、今悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。ではまた更新致します。